FC2ブログ

本当は怖い?油絵の具

皆様こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?

肌寒い日が続きますね。それに雨が強く降っています。
すこし気がめいってしまいますが、お肌は潤います!やったね!

さて今日は、油絵の具についてお話ししたいと思います。
これから油絵を始めようかなって言う人は是非参考に、
もう受験だよーって人は息抜き程度に見てくださいね。


タイトルにも書きました、
本当は怖い?油絵の具」
とはなんでしょうか?


油絵の具は発色がよく制作時間も自由が効き、豊富な表現やマチエールが魅力の絵の具です。
そんな油絵の具のちょっと怖いところ。それは……

とても強い絵の具がいるということ。

強い絵の具とは何でしょうか?
それはずばり、他の色も全てその色で染めてしまう(食ってしまう)絵の具です。

つまりどういうことかというと、
ちょっとパレットに出したら、混色し始めたら他の色も全て同じような色味になってしまった…
それどころか、キャンバス一面その色になってしまった。
ものすごい怖いですね。受験だとなおさらです。



では、「じゃあその絵の具は使うのをやめておこう!」と思うでしょうか?

しかしそれは、とても勿体ないことなのです。

何故なら、強すぎる故に敬遠されがちな絵の具にも
それにしか出せない魅力を秘めてるからです。

じゃあどうすればいいのか?
ここではそんな絵の具たちおすすめの使い方と、注意点を紹介しますね!



・ライトレッド
・サファイアブルー
・プルシャンブルー
・チタニウムホワイト
・ビリジャン


他にもありますが、とくにこの5つに焦点をあて、簡単にご紹介します。


・ライトレッド
赤みのある鮮やかな茶色で、レンガのような色をしています。
少し昔のムサビでは、この色を受験に利用するといい、と言われることもありました。
(最近は少し傾向が変わって来たようです)
しかしこれは、ほかの絵の具を食ってしまう代表格の絵の具です。
私が立美にいたとき、多くの同級生がムサビ受験に向けこの色を買いました。
結果、阿鼻叫喚です。
パレットの上で少しでも混ざると、全てがライトレッドになってします。
なんとも扱いにくい絵の具です。
しかし、良い色です。安心感と実直さを兼ね備えた色です。
落ち着いた静物や暖かい時期の風景画におすすめです。


・サファイアブルー
青の透明色です。
油で薄く溶かすと、かなり美しい青緑色になります。
ですがこの絵の具も、上手く使わないと画面が濁ってしまう諸刃の剣です。
グレースなどの技法をつかうと、良い活かし方があるかもしれません。


・プルシャンブルー
夜空のような色の透明色です
顔料が発見されたプロイセンが、名前の由来だそうです。
しかしこちらも、他の色を食うのに有名な絵の具の一つです。
綺麗な色なので、慎重に使って行きたいところです。


・チタニウムホワイト
寒色よりの白色です
これは優れた絵の具です。
混色制限もなく、地塗りから仕上げにまで使える絵の具です。
しかし色の強さ故に、混色すると白っぽくなり過ぎてしまう場合があります。
逆に言うと少量でも混色がバッチリできるので、絵の具が長持ちします。


・ビリジャン
緑の中でもよく使われる透明色です。
これに限らず緑色の油絵の具は、主張の強い色が多いので、混色は慎重にやっていく必要があります。
ライトレッドほどではありませんが、これもかなり強いです。
しかしイエロー系と相性が合うことも多く、
風景画を描く時など重宝するかもしれません。



以上、いかがでしたでしょうか?
危険な絵の具にも見えますが、使い方次第では魅力を最大限発揮できる場合があります。

自分の表現に合わせて、少しずつ試してみてくださいね。


画材部 A
プロフィール

tachibi

Author:tachibi
芸大・美大受験予備校
立川美術学院
芸大・美大受験予備校<br /> 立川美術学院

タチビFaceBook
タチビの先輩たちや講師のメッセージを読んでみよう! OB、OG、タチビ講師の個展情報もチェック☆
タチビtwitter
カレンダー
04 | 2020/05 | 06
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
カテゴリ
リンク
最新記事
以前の記事
検索フォーム
QRコード
QRコード
カウンター