FC2ブログ

秋の過ごし方

t121016_1.jpg

どうも、講師Gです。
なんだかいきなり寒くなってきましたね。受験生のみなさんは風邪などひいていませんか?
さて、タチビ祭も終わり、バタバタしていたのも落ち着いてデザイン工芸科は通常授業に戻りました。今日は昼間部生を中心に秋の過ごし方なんかについて書きます。

通常授業に戻ったとはいえ、戻って2〜3課題は時間感覚が戻っていない感じで、もうひとつ物足りない感じでしたが、ここ1〜2課題は時間感覚もだいぶ戻ってきて、なかなか感じの良いデッサンになってきたように感じます。

t121016_2.jpg

まだまだ、各人それぞれの課題はありますが、全体の雰囲気はとても良いです。デッサンはとにかくもっと印象を合わせて欲しいですね。書き出しの2時間くらいの時間の使い方、比率の修正、光の設定、空間の組み立て、なにより自分でどのような絵にしていくかの完成像のイメージを強く持ってほしいです。

マイナス点として挙げられるのは作業的になってしまっているということ。特に浪人生は実技をしている時間が長いので、そろそろ何も考えなくても手が勝手に動いてしまいがちです。ちゃんとモチーフ見ていますか?表面的な技巧に走り過ぎて、大きな立体感など逃していませんか?

また、色々と参考作品を見て、グラフっぽくとか、視デっぽくとか、芸大っぽくとか、○○っぽく描くみたいな変な決まりを作ってませんか?

確かに、各大学の合格作品を見ると、何かしらのルールがあるように見えます。これはある程度認めることができますが、それは傾向であって答え(公式)ではありません。大学が違うのですから、もちろん求めていることも違います。つまり、求められていることをより良く見せるためのコツのようなものは確かにありますが、それだけ描いていても、何も画面から伝わってこない。つまり、あなたは何に感動したんですか?とか、どんな絵にしたいのですか?のような、絵を描く人の意思がそこに入ってこないとただの模倣で、どこかで見たことのある絵で終わってしまいます。作業的な絵ともいえるかもしれません。

受験において、みんなが描く絵は、プレゼンシートのようなものです。

私はこういうふうに見ています。考えています。感じています。というものを画面に盛り込んでいかなければなりません。なんとなく○○っぽく描いたり、モチーフを見ないで描いたりした絵はよく見ると本物と違うと気がつかれてしまいます。

この10月、11月はもう一度初心に帰って、初めてデッサンなどをしたときを思い出してみましょう。たぶん、食い入るようにモチーフを見ていたことがあったはずです。「わかった」気になるのではなく、もう一度つぶさに観察する時間、感じる時間にしてくれるといいなぁと思います。



プロフィール

tachibi

Author:tachibi
芸大・美大受験予備校
立川美術学院
芸大・美大受験予備校<br /> 立川美術学院

タチビFaceBook
タチビの先輩たちや講師のメッセージを読んでみよう! OB、OG、タチビ講師の個展情報もチェック☆
タチビtwitter
カレンダー
04 | 2020/05 | 06
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
カテゴリ
リンク
最新記事
以前の記事
検索フォーム
QRコード
QRコード
カウンター