FC2ブログ

リンゴ検証。

~彫刻科 夜間部の授業より~


昼間部に続いて、夜間部は「リンゴ」の模刻を行いました。

自然物であるリンゴ。個体差があり、一つとして同じリンゴはありません。リンゴの丸いようでいてそうでない複雑な形に苦戦しているようでした。


形を捉えるのに大事な事は、とにかく”単純な幾何形体に置き換えて考える”事!そして、”素直に見る事”

リンゴは丸い。リンゴはつるっとしている・・・。

リンゴの形体は限りなく球形に近いです。果たして本当にそうか??
疑って観察してみましょう。リンゴの目に見えない部分、

例えば・・・
リンゴの膨らむ前の形を想像してみる。
リンゴを食べるときに切った状態を想像する。
リンゴ丸かじりした際に残る芯の形を想像する。
上と下のヘタを内部で繋げてみる。



DSCN1425_convert_20120606121140.jpg
リンゴの上部と下部では膨らみ方や形の張りが違う。
DSCN1427_convert_20120606121205.jpg


縦切りと横切りに見る形の置き換え。

横切りの場合、種が5つ存在している!!実際に切って現場検証いたしました。
これはリンゴの形の発生した原型が五角形状だという事実。
丸く捉えるだけでは形体の強さが出ない。形の角を見つけることで少しづづ見えてくる発見がある。

一方、縦切り(食べる時の切り方)にした場合、種の内部は空間であり、ヘタ同士が繋がっている!!全体のシルエットは六角形。真ん中の形の張りにかけてのカーブがポイント。


五角形と六角形が同時に存在する形・・・・・・。
まるで”サッカーボール”のような形!!!

「サッカーボールの法則」と命名いたします(笑)
DSCN1428_convert_20120606121227.jpg




DSCN1426_convert_20120606121049.jpg
DSCN1418_convert_20120606120958.jpg
DSCN1429_convert_20120606121257.jpg
本物と並べた夜間部生の作品。
五角形の角を意識して形体の強い作品になりました。



By 彫刻科講師Totsuka Kurumi
プロフィール

tachibi

Author:tachibi
芸大・美大受験予備校
立川美術学院
芸大・美大受験予備校<br /> 立川美術学院

タチビFaceBook
タチビの先輩たちや講師のメッセージを読んでみよう! OB、OG、タチビ講師の個展情報もチェック☆
タチビtwitter
カレンダー
04 | 2020/05 | 06
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
カテゴリ
リンク
最新記事
以前の記事
検索フォーム
QRコード
QRコード
カウンター