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グラデーションゼミ

5月も後半に差し掛かりました。彫刻の基礎、木炭デッサンの基礎・・・・

初心者も経験者も、一度初心に戻って 「基礎」 を見つめ直そう。


毎年彫刻科が春に行う課題。

「グラデーション」があります。


CIMG8768のコピー_convert_20120521145936

木炭紙大の紙に3段、10つのマスを作り、それぞれ、

木炭(一種類のみ使用)を用いて

・ガーゼで擦った調子
・指で擦った調子
・そのまま載せた調子


を作ります。

3段ともトーンは同じにして、明度のみ変化したグラデーションをつくっていきます。

これが意外と難しい。画面全部を見渡して、同じ色が被ってしまうとグラデーションにならない。

石膏デッサンのような白い形を描いていく上で色の研究、ハーフトーンの研究は欠かせないものとなります。
グレーの色数を増やそう。

3種類の道具による描きわけによって、距離や空間を出したいとき、質感の違いを出したいときに上手く使い分けられるようになります。

いくらトーンを合わせても、ガーゼで擦った調子は鈍くみえますし、ザラっと木炭を載せたものは明るくシャープな感じに見えます。

デッサンって見たモノを描くだけで感覚的に行っている事が多いけれど、
「ここは~より遠くにあるから、ガーゼで擦った鈍い調子をつくろう・・・」


など、(少し)頭で考えて描かなければならないのも難しいし、面白いところです。



この技術を応用して、30色を使って次回は面取り石膏を描いていきます。





彫刻科講師 Totsuka Kurumi
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