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三原色着彩



日本画科講師の吉田です。

最近、山登りの楽しさに目覚めつつあります。この前登ったのは山梨県大月市の岩殿山。



標高634m。
高尾山と大差無い高さです。

とは言え…
垂直に近い岩場を鎖やロープ頼りによじ登るクサリ場。岩壁に張り付くようにして歩く幅20センチ位の道(勿論転落防止の柵など無い)。クライマックスに断崖絶壁。

変化に富んだコースは満足度が高い一方、気を抜いたら即・大怪我必至の、中々にスリリングな山行でした。


さて。


5月27日・28日、日本画科の昼間部は三原色着彩ゼミを行いました。

三原色着彩とは…

日本画科の受験生が普段使っている絵の具の色数は約50~80色。

今回はそれを封印して、
⚫︎オペラ
⚫︎レモンイエロー
⚫︎ウルトラマリンライト
の三色(補助として胡粉、アイボリブラックも使用可)のみを混色しながら静物着彩を行います。

色数の多いパレットは、モチーフの色へのアクセスが速くなって便利~!と思われがちです。
と同時に、リンゴはあの色で… 影はあの色を薄く溶いて…など、慣れで色を選んでしまいやすくなるデメリットもあるのです。

レモンを描くとき、ガラス器を描くとき。毎回同じ色に手が伸びているな~ …… 身に覚えがある人、いませんか?

三原色(プラス白黒)着彩は、強制的に使える色数を減らす事で、目の前のモチーフの色彩を改めて良く観察し、一からじっくり混色してもらう事が目的です。



最初は慣れない混色に苦戦していた生徒達。

  



混色の感覚が掴めて来ると、徐々にスピードも上がります。
講評会に並んだ作品はどれも普段の着彩より自然な色味を捉えられていました。


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