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参考作品模写

日本画講師の才木です。

 先日、上野の国立西洋美術館の カラヴァッジョ展に行ってきました。私の中で、カラヴァッジョは、この目で見たい(見なければならない)画家の1人です。(イタリアで、本物を見て、すっかり魅了されてしまいました。)
『バッカス』の画面左下にあるガラス瓶、ワインの表面に映るカラヴァッジョ自身の姿など、画集では確認出来ない事が見られたり、大満足の展覧会でした。

とは言うものの、最近の画集(写真)クォリティーの高さには驚くばかりで、これでは、若い人達が 本物を見たいと思う気持ちが 起こりにくくなるのでは?と、勝手に心配してしまいます。
私が 予備校・大学時代、先生から よく、展覧会に行く事を勧められました。本物の作品が語りかける、又は、放つ何かを 肌で感じる事が大事なのですが、私は、作品の大きさ・サイズ感も、大事だと思っています。実際に本物を見た時、想像していたよりも大きかったり、小さかったりと、画集で見る、一定の大きさから受ける印象とは 違う感覚を受けます。
そして何より、日本の障壁画・襖絵等も そうですが、本来置かれている場所、環境や空気の中で見る事こそが やはり、格別です。
いつの日か、カラヴァッジョの『聖ぺテロの磔刑』『キリストの埋葬』マタイ3部作 等は、現地で見たいと思っています。



今週から、昼間部は参考作品の模写が始まります。

DSC_1350_201606232246260fb.jpg

先人の画家達は、模写を通して学び、感じ、自分の作品に取り入れようと 重要視してきました。今回は、参作をトレースして 描きます。塗り圧の変化、彩度と明度を どの様に使い分けるか、それぞれが 感じ・追求する研究課題です。写真は、左が今年の芸大合格者の作品。右は、昼間部生が 自主課題で描いてる模写です。(制作途中)
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