今日は月曜日。今週も元気にいきましょう!
さて、特集2回目となる今回ですが、
よく彫刻科の立体って出来上がってるものはよく見るけど、
どうやって作ってるの??
・・・そう思った方のために、一つの作品ができるまでの制作段階を
永林 香穂さんの作品『ずっといっしょ』を例にお見せしようと思います!
1日目 原型に使う粘土ねり120kg

2日目 1/2マケット作成

等身大エスキース

3日目 原型作り開始・芯棒作り

4日目 粘土荒付け

5日目~9日目 作り込み~原型完成

10日目~12日目 切り金入れ

石膏取り

割り出し

13日目 型から起こす
→型の内側に赤く染めた石膏を塗りスタッフで強度をつける

14日目~15日目 型から起こす
→表の型、裏の型それぞれ塗れたら合わせて、内側から隙間をくっつけ
針金などで広がらないようにしっかり固定

待つこと40分
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型から割り出し
白い石膏を取り除く

耳や手など消失したところを石膏直付けで修正する

仕上げにテラコッタ風にする為、紅茶を吹きかけてアクリル絵の具ととの粉で着彩
最後に魔法の粉をかけて表面がつるっとしたら完成!!!
完成品

いかがでしたか?
みなさんが目にする彫刻作品は、実はこのような行程で作られているんです。
もちろん作家によって、こだわりや工夫がありますので、これが全てではありません。
最後の魔法の粉も永林さんの企業秘密だそうなので、
気になる人は本人に聞いてみて下さい。もしかしたらおしえてくれるかも?!
永林さん、ご協力ありがとうございました。

以上、彫刻科特集でした。
少しでも興味を持った方は、ぜひ見学に来てみて下さい!
http://www.tachibi.com/kakuka-new/curriculum_chokoku.htm
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